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Création et Réstauration de vitraux ホーム バックナンバーへ戻る



あとりえだより
フランスはモンタルジーのアトリエから、隔月で発信いたします。
内容はステンドグラスに限らず、様々なものをお届けしよう
と考えております。お楽しみに!              



●第21号(2004.4.5)●

「Exposition de Vitraux a Paris−パリ ステンドグラス展」



4月になりました。
フランスはまだ肌寒いですが、あちらこちらで桜や連翹
の花が咲いていて、ようやく景色にあたたかい色が
入り始めたところです。

今回のあとりえだよりは、3月10〜31日、パリの
エスパスジャポンというギャラリーで行われました
日本人4人によるステンドグラス展の模様をお伝え
いたします。
うち3名は私のアトリエの留学プログラムを修了した
生徒達で、1名は私のアシスタント、というメンバーです。
写真手前は、ダルドヴェール。(“Glace” 中村ちひろ)





エスパスジャポンは、パリの11区レピュブリック広場
の東にあり、日本人や日本の文化に興味のあるフランス
人たちの交流の場として、各種教室やイベントなどを
行っているところです。

初日オープニングには日本人、フランス人を問わず、
たくさんの方に見に来ていただき、その後も
フランス人の方が多く訪れてくださいました。

中には、画家の方、ステンドグラスの工房経営者、
また工房で働いている方、教室などでステンドを
習っている方などなど様々で、みなさん興味深く
作品に見入っていました。





あるフランス人(工房で習っているそうです)の女性は、
フランスでもステンドグラスが家の中にデコレーション
として、取り入れられつつあり、ちょっとした流行ですよ、
とおっしゃっていました。
といっても、ステンドグラスといえば大聖堂や教会の
宗教的な場所にある窓、という概念は依然強い、とのこと。

フランス人から質問されたことといえば、作品の技術的な
事柄や、イメージ、モチーフに関する事柄が大半ですが、
中には、日本は宗教が全く違うのに、どうしてステンドグラス
に興味を持ったの???という質問もあったようです。

下は出展作品の一部。左は、“Illusion″(井町)。
右は、“Pour Marc”(中村)








今回の展示方法は、作品それぞれに額を付けて
ボックス型にし、中に蛍光燈を入れるといった形
でしたが、全て自分たち(木工趣味の私も駆り出され
ました)でいちから制作。
大量の材木のカンナかけから始まり、塗装、組立て、
磨きなど仕事量は限られた時間の中、想像を超える
ものがありましたが、なんとか無事に済んで、みんな
よくがんばったと思います。

写真は、生徒の原画。この額装ももちろん手作り。










パリで展覧会をしたい、というのは生徒たち自身による
意思で、自らの学習の成果として是非やりたいとの
旨を聞いた時は少々驚きましたが、いろいろな意味で
とてもよい経験になったのではと思います。

野球好きな私としては、現在日本人選手が
アメリカの大リーグで活躍しているのを見ていると、
ステンドグラスの分野でも本場で活躍する人が
いるのもすばらしいなと思います。

写真は、出展者、アトリエの生徒達。
搬入後の記念撮影です。







今度はモンタルジーなどの田舎でもやってみたいね、
と希望あふれる生徒達。
私の方はというと、今年はシャトーナー教会の残りの
大窓と他一箇所の窓の完成、また近郊にある
サンジェルマンデプレ教会の修復などが控えていて、
今年も忙しくなりそうです。
また、私自身の作品展に向けて、現在作品を制作中です。

写真はフランスの春模様です。いろいろな花が咲き始めて
います。


次回の「あとりえだより」は、6月上旬に発信予定です。
お楽しみに!
ご感想等もお待ちしております。
Au revoir! A la prochaine!


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