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Création et Réstauration de vitraux ホーム バックナンバーへ戻る



あとりえだより
フランスはモンタルジーのアトリエから、隔月で発信いたします。
内容はステンドグラスに限らず、様々なものをお届けしよう
と考えております。お楽しみに!              



●第6号(2001.9.1)●

「留学生インタビュー2」



フランスは早くも朝晩が寒くなってきました。
庭のトマトが今ピークで、取っても取っても
追いつきません。ひと夏で一年分を食しています。

今回は留学生インタビューの第2段です。
インタビューといっても、今回は留学生本人に直接
記事を書いてもらいました。写真も彼女自身による
ものです。
今回は、山田恭子さんという岐阜県出身の方で、
東京にあるステンドグラスの専門学校で1年間
勉強された後、ここフランスのアトリエで3ヶ月間
学び、7月に帰国したところです。

<本人によるプロフィール>
私は、岐阜県出身、岐阜育ちです。
短大卒業後、建築会社でOLをしておりましたが、
「永い人生このままズルズル終わりたくない!」
等々思い退職しました。その後、何がしたいか
探している時に、『世界ウルルン滞在記』でフランス
にステンドグラスを作りに行く番組を見た時、
「これだ!」と思ったのです。
フランスでは、本物のステンドを見ながら勉強
できて最高でした。
ちなみに、私は美術関係を勉強したことはない
のですが、描いたりすることは好きで、絵付けを
習いたかったのです。




<制作について>

私は、3ヶ月かけて、マリア様の模写を制作しました。
模写は模写ですが、松田先生に教えていただいて、
教会のステンドグラスの実際の要素を盛り込むことが
でき、自分だけの作品ができました。
なんだか変な表現ですが、例えばマリア様のバックの
模様が汚れで見えなかったので、先生の提案により、
メモと双眼鏡を片手に隣町の教会に行き、スケッチをし、
その模様を取入れました。
こんなこと日本じゃできませんよね。
ステンドグラス制作はとても面白く、下絵から組立て迄、
うまくできてもできなくても、全ての工程が楽しいです。
もうやめられないって感じですね。
また、週1回のドミニック・かドレ先生の授業も楽しく、
作品から学ぶことがいっぱいありました。


   




<旅行について>
    
旅行というより、自称‘巡礼の旅’に出て、本物の
ステンドグラスをたくさん見ました! いやあ本当に
『百聞は一見に如かず』です。
ブルジュ、ランス、ストラスブール、コンク、オルレアン等、
感動の嵐で口開けて見上げたまま固まっちゃいましたよ。
ブルジュは他の大聖堂よりもかなり近くで見ることができて
お薦めです。

(写真右)Chartres(シャルトル)大聖堂と私




松田先生が、ボーヌ&オータンに連れて行ってください
ましたが、ボーヌの教会がとても印象に残りました。
というのも、絵付けが近くではっきり見える上に、
生きた参考書付き(先生ごめんなさい)となれば
言うことなしです!
そして!ボーヌのもうひとつの楽しみは?。。。
食べ物です!おいしいランチを食べて、お土産に
ブルゴーニュワインを購入し、皆満足して帰宅しました。
いつでも大聖堂を見に行ける!なんて、松田先生の
所にいるからこそで、休日を大いに利用しました。

(写真左)これがかの有名なシャルトルだ〜!
     ここのステンドグラスは、シャルトルブルー
     と言われるだけあって、微妙な淡いブルーが
     とても印象的でした。
     是非双眼鏡持参で行って見てください。
     絵付けも素晴しい!
     注)腕力に自身のある方は、先生の特大
       双眼鏡を借りて見て下さい。




<生活について>

海外で暮らすことを一度してみたいと思っていた私
ですが、日本語の飛び交うアトリエマツダにいる
限りは、日本と変わらないので、すぐに馴染みました。
同じ留学されている方たちとの生活も楽しく、
食事の時間も話がはずんで、ついのんびり食べて
しまい、気がつくと午後の授業が始まる時間に。。。
なんてこともしばしば(いつもかな?)。
フランスは食生活も充実でしたね。
食材がとてもおいしいので簡単な料理とバゲット
(フランスパン)があれば、お米がいらないくらい
でした。
最初はバゲットとチーズの美味しさに感動して、
何食べても「うますぎるー!」と叫んでいたほどです。
そしてワインも安いもので十分に美味しくて。。。
あー食べ物の話をしていたら、フランスに戻りたく
なりましたよ。このくらいで止めておきましょう。
とにかく何食べても安くておいしいのです。
あら?生活についての話が食べ物の話題で終わって
しまいましたね。

(写真右)パリのマレ地区にて、ステンドグラスの
     本をGET!日本ではなかなか手に入らない
     ステンドグラスの本が安く手に入って、
     ご満悦の私。
     初めて食べたファラウェルもうまい!





細かなことまでは書き切れませんが、みなさん
いい方ばかりで、制作のこと以外は心配事もなく、
本当に楽しく過ごせました。
ステンドグラスはもちろん、フランスの習慣や
多くのフランス人に接することができ、色々な
ことを勉強させていただきました。
この文章を読んでくださったあなた!
フランスはおもしろいことがいっぱいです。
チャンスがあれば是非行ってみてください。

(写真左)パリ、St.Sevran(サンセヴラン)教会
     (バゼン作)
     松田先生お薦めの教会のひとつです。
     写実的な絵付けとこんな抽象的なもの
     があって、とても美しく勉強になりました。






いかがでしたか?
彼女の明るい性格が伝わりましたでしょうか。
いいことばかり書いてもらい大変恐縮ですが、
第一に、彼女がこちらでの生活を楽しんでくれた
ということが、最大の喜びです。
山田さんありがとうございました。

右の写真は、夏までいた留学生たちの食事風景です。
いつも楽しそうに食べていましたね。
テーブルの上にはちゃんとワインも!

次回の「あとりえだより」は、11月上旬に発信予定です。
お楽しみに!
ご感想等もお待ちしております。

Au revoir! A la prochaine!


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